中古市場には、数百円の商品もあれば、100万円を超える商品もあります。
こうした高額商品は、平均価格にどのくらい影響するのでしょうか。
今回はZOI Searchが独自に収集した2026年9月のデータから、Yahoo!オークション・Yahoo!フリマ・メルカリの平均価格と中央値を比較しました。
3市場の平均価格と中央値を比較
3市場とも、平均価格は中央値の約3〜5倍でした。同じ市場の価格を集計しても、どちらの数字を見るかで、金額にはこれほど差があります。
| 市場 | 平均価格 | 中央値 | 平均÷中央値 |
|---|---|---|---|
| Yahoo!オークション | 11,905円 | 2,500円 | 4.76倍 |
| Yahoo!フリマ | 5,391円 | 1,500円 | 3.59倍 |
| メルカリ | 5,772円 | 1,999円 | 2.89倍 |
平均価格は、価格をすべて足して件数で割った金額。中央値は、価格順に並べたときの真ん中の金額です。
100万円以上を除くと平均価格はどうなる?
今度は100万円以上の価格記録を除き、2円以上100万円未満の記録だけで平均価格を計算しました。
| 市場 | 除外前平均 | 除外後平均 | 下落率 |
|---|---|---|---|
| Yahoo!オークション | 11,905円 | 10,107円 | 15.11% |
| Yahoo!フリマ | 5,391円 | 5,189円 | 3.75% |
| メルカリ | 5,772円 | 5,488円 | 4.93% |
最も大きく変わったのはYahoo!オークションでした。
100万円以上の記録は2,308件。全体のわずか約0.043%です。
ところが、この記録を除くだけで、平均価格は11,905円から10,107円へ、15.11%も下がりました。
ごく少数の高額記録が、平均価格に大きく影響していたことが分かります。Yahoo!フリマとメルカリでも平均価格は下がりましたが、下落率はそれぞれ3.75%、4.93%でした。
中央値は3市場とも変わらなかった
一方、100万円以上を除いても、中央値は3市場とも変わりませんでした。
Yahoo!オークションは2,500円、Yahoo!フリマは1,500円、メルカリは1,999円です。
掲載データについて
本記事は、ZOI Searchが独自に収集した2026年9月1日〜30日(JST)の3市場の検索用記録を集計したものです。保存価格2円以上を対象とし、新品・中古は混在しています。カテゴリや商品名による絞り込みは行っていません。
収集データはすべての取引を網羅するものではなく、掲載数値の完全性を保証するものではありません。価格は保存記録であり、実際の決済完了額を示すものではありません。
今回の比較では、平均価格は中央値の約3〜5倍。100万円以上を除くと平均価格は下がる一方、中央値は3市場とも変わりませんでした。